交通事故における弁護士の役割

交通事故において、弁護士はどのような役割を果たすのでしょうか。


まず、法律的には、刑事上の責任と民事上の責任があり、道路交通法、自動車安全運転センター法、自動車損害賠償補償法などがその根拠法令となります。

最初に、刑事上の責任についてみていきましょう。
これは、交通事故により人を死傷させたことによる刑事罰を扱うものです。

皆さんは、ニュース番組で、危険運転致死傷とか過失運転致死傷という言葉をよく耳にされることでしょう。これらの罪を確定する裁判において、弁護士が活躍することになります。

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具体的には、刑法上の殺人罪、傷害罪、器物損壊罪等が加害者に科されるものです。

次に、民事上の責任についてみていきましょう。



この場合は、交通事故によって発生した損害賠償を扱うことが主な弁護士の役割となります。

刑事罰を科されるような重大事故でない限り、こちらのほうがよく起こりうるケースと言えるでしょう。

この場合、加害者側で被害者側の過失を立証できなければ、加害者側が賠償責任を負うことになります。



また、行政法上の責任というものもあり、これは運転免許証の取り消しなどの行政処分を扱うものです。

この行政処分を科されるのは、人身事故および建造物損壊事故の場合で、物損事故の場合には該当しません。


最後に、交通事故といった場合、一般に、道路における自動車や歩行者あるいは自転車・原動機付き自転車などの間において発生した事故を指すことが多いですが、鉄道事故や航空事故あるいは海難事故・水難事故といったものも含まれることになります。